町内河川等における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について
有機フッ素化合物について
有機フッ素化合物の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、FPOA(ペルフルオロオクタン酸)は、耐熱性や耐薬品性に優れた特性をもち、フライパンの表面加工、撥水剤、泡消火薬剤、コーティング剤などに幅広く使用されてきました。
現在、その製造、輸入は原則禁止されていますが、環境中では分解されにくく、長期にわたって残留すると考えられています。
PFOS・PFOAは、令和2年に厚生労働省において、水道水の「水質管理目標設定項目」(※水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目)として、暫定目標値「50ng/L(PFOSとPFOAの合計値)以下」が設定されました。目標値は、「体重50kgの人が、一生涯にわたり1日2リットルの水を毎日摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される濃度」として算定されています。
水質調査結果
令和6年11月、12月に町内河川等において、有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の水質調査を実施しました。調査結果は以下のとおりです。
調査の結果、いずれの調査地点においても、暫定目標値の超過は確認されませんでした。
調査結果
河川名等 | 採水場所 | 採水日 | 検査結果(単位:ng/L) |
千滝川 | 弁財天橋 | 令和6年11月14日 | 5未満 |
滑川 | 水ノ田尾橋 | 令和6年11月14日 | 5未満 |
五ケ瀬川 | 馬見原橋 | 令和6年11月14日 | 5未満 |
柳谷川 | 日向泊 | 令和6年11月14日 | 5未満 |
旅草川 | 古米橋 | 令和6年11月14日 | 5未満 |
大矢川 | 交鶴橋 | 令和6年12月5日 | 5未満 |
小峰周辺河川 | 小峰周辺河川 | 令和6年12月20日 | 5未満 |
■町内水源地検査結果
■熊本県環境保全課地下水、河川水質調査結果(令和6年10月18日)
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