特性をもち、フライパンの表面加工、撥水剤、泡消火薬剤、コーティング剤などに幅広く使用されてきました。
現在、その製造、輸入は原則禁止されていますが、環境中では分解されにくく、長期にわたって残留すると考えられています。
PFOS・PFOAは、令和2年に厚生労働省において、水道水の「水質管理目標設定項目」(※水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上
留意すべき項目)として、暫定目標値「50ng/L(PFOSとPFOAの合計値)以下」が設定されました。目標値は、「体重50kgの人が、一生涯
にわたり1日2リットルの水を毎日摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される濃度」として算定されています。