坂本 靖也(さかもと せいや)
1965年生まれ
経歴:S60年 蘇陽町役場入庁(H17年から山都町役場)
H31年 議会事務局長
R 4年 総務課長
R 6年 山都町長 就任
新しい年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には、お健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、1月1日に能登半島地震が発生し、一年を通して全国的に記録的な豪雨と猛暑の年となり、各地において、甚大な被害が発生しました。山都町においても、猛暑が続き、例年よりも遅い紅葉となりました。このような中、1月に道の駅「通潤橋」が開業し、2月には、待望の九州中央自動車道「山都通潤橋IC」が供用開始、4月には、総合体育館「パスレル」がオープンするなど本町にとって、大きく転機を迎えた年となりました。
さて、昨年6月に梅田町政を引き継ぎ、町長に就任し、町民の皆様との対話を重視しながら町の運営を進めて参りました。
令和7年は、山都町にとって町政施行20周年を迎える節目の年となります。町民の皆様と共にこの節目の年をお祝いするとともに、これまで支えていただいた皆様に対し、深く感謝申し上げます。合併記念日の2月11日には、記念式典を予定しておりますので、町民の皆様のご参加をお待ちしております。「新たな山の都づくり」に向けて町を挙げてお祝いしたいと思います。
また、重点事業として取り組んでまいりました「山都町総合運動公園」「通潤橋周辺整備事業」の総仕上げの年となります。これまで取り組んできた施設や山都通潤橋ICの効果を最大限に活かし、交流人口や関係人口の増加、農林業、商工業、観光業の振興に力を入れてまいります。
特に基幹産業であります農林業については、生産に要する費用の高騰や鳥獣害問題など、持続的・発展的な振興に向けて懸念される課題にしっかりと対応してまいります。
子育て環境については、「出産祝い金」や「医療費の無料化」など全国に先駆けて実施してきた子育て支援策を継続しながら、更に充実させてまいります。
また、高齢者が元気で生きがいを感じられるよう、生涯現役で生活できる健康づくりを支援してまいります。
様々な課題はございますが、山都町は20周年を迎え、将来に向けて可能性のある町です。「誰もが住みたくなる、住み続けたくなる、安心して生きがいを実感できる『山の都づくり』」の実現に向けて、町民の皆様と一体となって全力で取り組んでまいりますので、ご支援とご協力をお願いいたします。
本年が皆様にとりまして、健康で素晴らしい年になりますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。