インターネット版官報(
(外部リンク)90日間無料公開) 官報(号外第200号)文部科学省告示第百七号
町長コメント
本日、令和5年9月25日、通潤橋が「国宝」に指定され、官報にその旨が告示されました。6月23日の文化審議会の答申以来、心待ちにされていたことと思います。通潤橋、ならびに山都町にとって記念すべき一日になりました。町民の皆さまとともに、心から喜びたいと思います。
また、これまで通潤橋、通潤用水を守ってこられた通潤地区土地改良区をはじめ、保存活用に多大なるご支援ご協力をいただいている皆さまにも、お祝いを申し上げるとともに、厚く御礼を申し上げます。
本町としましてはこれを契機として、通潤橋を将来へ継承するための取り組みをより一層推進していくとともに、農業や観光なども含めて、地域の発展につながるよう町づくりを行っていく所存です。
今後も町民の皆さまのご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
山都町長 梅田 穰
国宝「通潤橋」条例の施行について
通潤橋が「国宝」に指定されたことに伴い、新しく「国宝『通潤橋』条例」が施行されました。
この条例は、通潤橋がたぐいない「国民の宝」であることを認識するとともに、通潤橋の適切な保存、管理と文化的な活用の両立を図ることを目的として制定したもので、通潤橋の周辺区域内における一定の行為の制限と、橋上部の公開、観覧等について定めています。
通潤橋は、「通潤用水と白糸台地の棚田景観」と相まって、豊かな歴史や文化、地域資源を守り伝えていくことの大切さを正しく理解するために欠くことのできないものであり、これからもみんなで大切にしながら、永久に適正な保存活用が図られ継承されていきますよう、皆様のご協力をお願いいたします。