条例の目的
天文台を有する町として、天体観測に適した環境を後世に引き継いでいく必要があることを踏まえ、
町民・事業所・行政が一体となって光害の防止に取り組み、美しい星空環境の保全と天文の啓発を図ることを目的として、
「山都町星空環境保全条例」を令和2年3月9日に制定しました。
なお、本条例の制定については、平成30年度の子ども議会において提案があったものです。
光害とは
照明器具の目的外の方向に照らされた余分な光が上空に漏れることによって、
夜空が明るくなり、星などが見えづらくなってしまう現象のことです。
条例の内容
町の役割---星空環境保全のために光害についての啓発等を行うこと、率先して光害の防止に取り組むこと
町民、事業所の皆さんの役割---星空保全のために光害の防止が必要不可欠であることを踏まえ、町が実施する光害防止の取り組みに協力すること
町全体での取り組み---照明の向きの調節などにより、光害の防止に努めること
※光害の防止は、街灯などの必要な光を規制するものではなく、上空に漏れる余分な光の抑制を図るものです。
今回の条例を足がかりとし、光害を知っていただくための取り組みや、天文の啓発のための取り組みを進めていきます。
山都町星空環境保全条例