蘇陽南小学校とSDGs





蘇陽南小学校では、平成 30 年度から『山都の未来へつなぐ実行委員会(町民有志グループ)』と共同で『いのち循環教育プログラム』を行っており、各家庭の生ごみや給食の残菜を活用し、自然界に存在するメタン菌によるメタン発酵について実験を行いながら自分たちの日常生活に密接するごみ問題について学んできました。
今回、実験に協力いただいた企業様からの声掛けで、全国の各学校の取り組みにより発生したメタンガスを採取し、東京2020 パラリンピックの聖火点灯用のエネルギーとして活用することになりました。蘇陽南小学校でも、5,6 年生の環境委員により、約 20ℓのメタンガスを採取しました。
TVなどでパラリンピック聖火をご覧になる際は、蘇陽南小から運ばれたエネルギーが使われていることを思い出してみてください。
蘇陽南小学校では、これからも地域とともに、環境教育に取り組み、生成されたメタンガスの活用方法を検討し、庭の草花や、家庭菜園での液肥の活用を広め、生ごみの減量からエネルギーの活用まで SDGs を推進します。


【蘇陽南小学校校庭に咲くひまわり】
液肥を与えて育てたひまわりは、葉の大きさは大人の顔よりも大きく、校舎の2階へも届きそうな勢いで成長しています。
以前液肥を活用した実験(サンチュの生育観察)を行った際も、液肥を与えたサン
チュは与えていないものより緑が濃く葉も大きく育ち、液肥の効果が見て取れました。
