矢部中学校とSDGs


私たち矢部中学校では、「山都学(総合的な学習)」の時間を活用し、1年生で「地域を知る」、2年生で「地域を体験する」、3年生で「地域に貢献する」をテーマに学んでいます。

3年生は「山都町の未来を考える」というタイトルで、まず、将来の地域の担い手として私たちに何ができるのかを考えました。その意見を参考に「山都町映えスポット冊子づくり」「山都町PR 動画作成」「山都町の未来提案大作戦」「山都町の農業を考える」の4コースに分かれて活動を始めました。その中の「山都町の未来提案大作戦」の中の「矢部中版 山都町× SDGs」の実践を紹介します。
まずは山都町が「SDGs 未来都市」に選定され、どんな活動を行っているのか山都町のホームページや広報誌などを参考に調べました。そして、9月24 日に山都町役場の方々とZoom会議をさせていただき、山都町がどんな活動を行っているかを聞かせていただきました。

「自分たちにできるところから始めて、もう一度まわりに目を向けてみてはどうでしょうか。」というアドバイスをいただいたので、私たちの生徒会活動がSDGs のどんなこととつながっているのかを見直しました。そのことを文化祭の展示や生徒集会(10 月26 日)で発表しました。

感想は代議員長の西田海将くんのコメントです。
これまでの学習を通してSDGs について詳しくなったし、地元である山都町が「2021SDGs 未来都市」に選定され、私たちはどういうことをしているのかがわかりました。そして、実際に役場の方々に話を聞くことで、私たちは学校や家庭で、日頃どんなことをすれば良いのかがわかりました。これからは、難しいことではなく、まずは節水や節電、エコバックの使用を心がけるなど自分でできることから始めることが大事だと思いました。
生徒集会では、普段の生徒会活動のひとつひとつを一生懸命に取り組むことがSDGs の実践につながっていることを、全校生徒で確かめ合うことができました。
1月に行われる町の子ども議会においても、矢部中学校としての意見を提案することで、私たちにできることからSDGs の活動に貢献できる取組を継続していきたいと思います。


