やまんまの会とSDGs





山都のやまんまの会は 2012 年に発足した町づくりを考える女性の会です。『ATM=明るく、(世の中の)ためになる、前向きに』をモットーに活動しています。自分たちにできることを協力して行動し、様々な活動を行っています。メンバーは町内の女性を中心に約 20 名。今回は自主的に開催したジェンダー(※1)勉強会のご紹介です。
『やまんま』とは?
1.山都町のごはん(まんま)
2.山都町のお母さん(ママ)
3.山都町そのまま(そのまんま)
7月
13 日にジェンダー勉強会と題し、ジェンダー専門家でありメディア等でも幅広く活躍されている大崎麻子氏と、SDGs
の第一人者で企業とのパートナーシップで社会課題解決(SDGs)活動に取り組んでおられる株式会社クレアン(山都町東京事務所受託事業者)代表取締役薗田綾子氏による茶話会を開催しました。
大崎氏の海外での体験から学んだことや感じたことを交えて、身近なジェンダー格差や女性のエンパワーメント(※2)について、貴重なお話をお伺いしました。家庭や地域活動において日常的に当たり前と感じてしまっていることや、子どもたちの未来のために今行動に移すことなど、意見交換を交えながら有意義な交流会となりました。
※1ジェンダー…生物学的な性別に対して、世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のこと。
※2エンパワーメント…自分の人生を自己決定しながら生きるために必要な力を身につけること。

ジェンダーチェック!
□ 家庭を持っている男性が洗濯や、スーパーで買い物をしている姿を見ると気の毒に思う。
□ 町内会の会長には女性よりも男性の方が周りからの信用を得られると思う。
□ 「男の子だから泣かないの」「女の子だから…しなさい」というようなことを言ったことがある。
□ 家族介護のためや、子どもの学校行事に参加するために仕事を休むのは女性の方がよい。
□ 女性は結婚したら氏(姓)は夫の氏を名乗るのは普通である。