移住者インタビュー6 小坂寛さん、和子さんご夫婦

東京より移住されて今ではカフェとデザインの仕事をされながら生活されている小坂さんご夫婦。
現在のライフスタイル、生活のことなどについて伺った。
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○現在のライフスタイルを教えて下さい
 寛さん:みずたまカンパニーを夫婦で運営しており、私はカフェ部、雑貨部を主に担当し、妻は企画、デザイン部を担当しています。

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※みずたまカフェの外観。後ろの部分は住宅になっています。寛さんが自分で建てられたものです。
寛さん:常に小鳥のさえずりを聞きながらの作業でしたので、この場所での新生活が待ち遠しかったのを覚えています。「朝、目が覚めると小鳥のさえずりが・・・」なんてことを想像しながら作っていたように思います。


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※みずたまカフェの入口。
和子さん:ロゴマークは「ロゴを見ただけでどんなカフェかイメージ出来るように作成しました。森があってチョウチョが舞って〜そんな自然豊かな場所でコーヒーでもいかがですか?みたいなイメージです。

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※木に囲まれた店内には客席、雑貨の展示スペースがあります。

寛さん:個人的に、好きなものをおいております。ハンドメイド雑貨や文房具が好きなので、それらが中心となっています。

カフェで食材として使っているもので山都町産のものなども販売しています。



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※テラス席からの眺めは絶景です!


小坂さん作品2
※和子さんがデザインされたチラシ、パンフレット。和子さんは地域のイベントなどのデザインを多く手掛けておられます。
和子さん:独立して東京で仕事していましたが、正直こちらにはデザインの仕事はないと思ってました。
移住者仲間の紹介もあり、少しずつ仕事が増えていき、今ではいろんなデザインをさせていただいています。
山都町での仕事は東京では回ってこない面白い仕事(商品開発など)をクライアントさんと直でできるので楽しいです。



山都町へ移住した理由は?
 寛さん:妻が絵を描くのでロンド美術館を訪れた時にファンになり、その隣にロンド美術館の折本さんの設計、指導で家を作りました。上の子どもが幼稚園に入るタイミングにこちらに移住しました。



○自分で作った家に住んでの感想は?
寛さん:自分で作ったので修理、リフォームする上で勝手がわかっているところがいいですね。最初の完成から少しずつ改築して進化していっています。
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※左のガラス張りはカフェ部分右は住居部分になっています。
寛さん:折本さん(ロンド美術館)にダメもとで自分で家を作れないかと相談したところ設計してくれたんです。
2×4という工法で自分で建てました。



○山都町、尾野尻地域の魅力は?
寛さん:野菜中心の食生活なので以前東京で買っていた清和産の野菜が安くて新鮮で手に入ること。薪など自然から手に入るものが多く贅沢な暮らしができています。今後は山菜取りや川遊びなどもっと極めていきたいですね。
和子さん:今回の地震でも思いましたが、食料や水が確保できるところだと思います。あと、お店が早くしまるので誘惑が少なくて無駄なお金を使わないこと。



○地域の方との交流について
寛さん:地域の組に入って、草刈や行事などに参加しています。もともと地域のコミュニティーが好きで交流できる機会があるのはありがたいと思います。自分達の地域を自分達できれいにするという考え方も好きですね。
和子さん:移住してきてすぐくらいに、所属する組の方が亡くなられた時に葬式の味噌汁作りに参加して地域の方と仲良くなりました。近所の方を知る良い機会になりました。



○これからの目標、夢を教えて下さい
寛さん:みずたまカフェを拠点に少しずつ小さなビジネス(雑貨販売や体験型)を起こしていきたいです。
和子さん:デザインの仕事を中心にした、デザインをしながら暮らしていけるような新しいライフスタイルの提案をしていきたいです。


自分の場所、仕事、家を自ら作られて小坂さんらしい贅沢な暮らしをされているご家族です。
今回取材させていただいて、「自分のライフスタイルは自分で作るものだということ」、「贅沢な暮らしとは何か」ということをを改めて考えることができました。
お二人の人柄もあるのでしょうか、すごいことを楽しんでサラリとされているように見えるところがすごいです。
今後もお二人の活動に注目していきたいですね。

お二人の活動のホームページはこちら
みずたまデザインカンパニー
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