『金魚いろ×かたち 謎解き図鑑』 著:大森 義裕
金魚すくいやペットショップなどでおなじみの金魚は、さまざまな色や形をしており、私たちを楽しませてくれる。 金魚は、突然変異で生じた赤いフナから、中国でつくりだされたもので、1つだけの種である。 それなのに、目が飛び出たもの、頬が膨らんだもの、尾が2つに分かれたもの、 体が短くて丸いもの、頭にでっぱりがあるものなど、どうしてこんなに多様なのだろう。その秘密は、遺伝のしくみにある。 本書は、金魚の色や形がどんなパーツの組み合わせでできているか、 その変化をもたらす遺伝子はどうなっているのかを理解できるサイエンス図鑑である。 これまでの金魚本とはひと味違うマニアックな金魚の不思議な世界を堪能し、金魚の魅力をより深く味わってみませんか。 |