【8月 一般書】貸出ランキング&おすすめ本(*'ω'*) 最終更新日:2024年8月2日 【8月 一般書】貸出ランキング&おすすめ本 先月よく借りられた本のご紹介 『死ねばいい!』 著:保坂 佑希佐伯真理子(76歳)は、台風の夜、庭に倒れていた加代(73歳)を助け、しばらく一緒に住むことに。節約、節制を続け、面白みのない毎日を過ごしていた真理子にとって、破天荒で、金遣いも豪快な加代の存在は、新鮮で刺激的!ずっと一緒にいたいと思った時、加代の正体が判明する。なんと加代は、真理子が30年間、恨み続けた存在で……? 『60歳すぎたら捨てて心が軽くなる100のこと』 著:宝島社どうしても手離せないもの、固定観念から捨てられないものなど、思い切って捨てれば心も体もすっと軽くなります。なんとなく続いている無駄な付き合いや、与えるだけになっている家族との関係など、身近なものから精神的なものまで、捨てたらラクになることを100個紹介します。この一冊を読めば、余計なものを背負いこんでいる人も、これからの人生が軽やかになること間違いなし!『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 著:三宅 香帆「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。『九十歳。何がめでたい』 著:佐藤 愛子映画化で話題沸騰!!大正12年生まれ。現在93歳の佐藤さんが、自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。自ら災難に突進する性格ゆえの艱難辛苦を乗り越えて生きて来た佐藤さんだからからこそ書ける緩急織り交ぜた文章は、人生をたくましく生きるための「金言」も詰まっていて、大笑いした後に深い余韻が残ります。【コミック部門】『薬屋のひとりごと 6』 著:ねこクラゲ壬氏直属の下女として働く猫猫ですが、何故か壬氏に化粧を施す事に。更には猫猫も変装して、二人で街へ出かける事になりますが…!? 二人の珍道中の行方と、初めて明かされる猫猫の両親、またこれまで猫猫が謎解きに関わってきた出来事が、一つに繋がる第6巻! スタッフから今月のおすすめ本『白玉屋新三郎の白玉レシピ』 著:白玉屋 新三郎 370年以上続く熊本の老舗の技、白玉屋新三郎初のオリジナルレシピ集。白玉団子だけにとどまらない白玉粉の奥深い世界。熊本で370有余年も白玉粉を作り続ける老舗・白玉屋新三郎。本書では、代々受け継がれてきた独自のレシピや、お店で提供される人気メニュー、水分や混ぜ込み材料でアレンジする、変わり白玉団子、白玉粉でつくる和菓子、洋菓子、パン、料理などを紹介。白玉粉の奥深い世界が味わえる一冊です。たっぷりもちもち大容量100レシピ! 『竹林はるか遠く』 著:ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ 1986 年にアメリカで刊行後、数々の賞を受賞。中学校の教材として採択された感動秘話。邦訳が熱望されていた名著、待望の日本語版。大戦末期のある夜、小学生の擁子(ようこ・11歳)は「ソ連軍がやってくる」とたたき起こされ、母と姉・好(こう・16 歳)との決死の朝鮮半島逃避行が始まる。欠乏する食糧、同胞が倒れゆく中、抗日パルチザンの執拗な追跡や容赦ない襲撃、民間人の心ない暴行もかいくぐり、祖国日本をめざす。 『黒い家』 著:貴志 祐介若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子どもの首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。『熊本の石橋313』 著:熊本日日新聞社先人の技術と暮らしを今に伝える文化遺産・熊本の石橋。熊本県内の眼鏡橋313基を、カラー写真・データ・解説・地図など豊富な資料で紹介した、石橋巡りガイドの決定版。 『ビタミンF』 著:重松 清このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞ。「家族小説」の最高峰。直木賞受賞作!38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。「また、がんばってみるか——」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。