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【第168回・下半期】芥川賞・直木賞受賞作品!!

最終更新日:
 

第168回・2022年下半期 芥川賞・直木賞決定!!


公益社団法人日本文学振興会サイト(外部リンク)

 

芥川賞の2作品はこちら!!



この世の喜びよakutagawa
荒地の家族akutagawa
『この世の喜びよ』 著:井戸川 射子
娘たちが幼い頃、よく一緒に過ごした近所のショッピングセンター。
その喪服売り場で働く「あなた」は、
フードコートの常連の少女と知り合う。
言葉にならない感情を呼びさましていく芥川賞受賞作
「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。
ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する
主婦を描く「マイホーム」、
父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が
主人公の「キャンプ」を収録。
『荒地の家族』 著:佐藤 厚志
あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。
元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。
40歳の植木職人・坂井祐治は、災厄の二年後に妻を病気で喪い、
仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごす。
地元の友人も、くすぶった境遇には変わりない。
誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。
仙台在住の書店員作家が描く、
被災地に生きる人々の止むことのない渇きと痛み。


 

直木賞の2作品はこちら!!


 
しろがねの葉naoki
地図と拳naoki
『しろがねの葉』 著:千早 茜
男たちは命を賭して穴を穿つ。
山に、私の躰の中に――
戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。
天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、
銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、
女だてらに坑道で働き出す。
しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、
ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。
繰り返し訪れる愛する者との別れ。
それでも彼女は運命に抗い続ける。
生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!
『地図と拳』 著:小川 哲
「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。
ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。
叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。
地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。
奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。
「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、
満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。
日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。


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