『本好きの下剋上』著:香月美夜
幼(おさな)いころから本が大好きな、ある女子大生(じょしだいせい)が事故(じこ)に
巻(ま)き込(こ)まれ、見知(みし)らぬ世界(せかい)で生(う)まれ変(か)わった。
貧(まず)しい兵士(へいし)の家(いえ)に、病気(びょうき)がちな5歳の女の子、マインとして…。
その世界では書物(しょもつ)はほとんど存在(そんざい)しない。
いくら読(よ)みたくても高価(こうか)で手(て)に入(はい)らない。
マインは決意(けつい)する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!
本好きのための、本好きに捧(ささ)ぐ、ビブリア・ファンタジー開幕(かいまく)!
『夜のピクニック』著:恩田陸
高校生活(こうこうせいかつ)最後(さいご)を飾(かざ)るイベント「歩行祭(ほこうさい)」。
それは全校生徒(ぜんこうせいと)が夜を徹(てっ)して80キロ歩き通(とお)すという、北高
(きたこう)の伝統行事(でんとうぎょうじ)だった。
甲田貴子(こうだたかこ)は密(ひそ)かな誓(ちか)いを胸(むね)に抱(いだ)いて、歩行祭にのぞんだ。
三年間、誰(だれ)にも言(い)えなかった秘密(ひみつ)を清算(せいさん)するために――。
本屋大賞(ほんやたいしょう)を受賞(じゅしょう)した永遠(えいえん)の青春小説(せいしゅんしょうせつ)。
『リズム』著:森絵都
ロック青年(せいねん)のいとこの真(しん)ちゃんを慕(した)う少女(しょうじょ)さゆきが自分(じぶん)らしさを探(さが)し始(はじ)める中学(ちゅうがく)3年間(ねんかん)の物語(ものがたり)。
大人(おとな)になると忘(わす)れてしまう中学時代(ちゅうがくじだい9)気持(きも)ちや、宝物のように大切な一瞬を丁寧にすくいあげ、
「私たちの気持ちを言葉に表現してくれた」と中高生の絶大な支持を得ている森絵都のデビュー作です。
『レインツリーの国』著:有川浩
きっかけは「わすれられない本」。そこから始(はじ)まったメールの交換(こうかん)。
やりとりを重(かさ)ねるうち、僕(ぼく)は彼女(かのじょ)に会(あ)いたいと思(おも)う
ようになっていた。しかし、彼女(かのじょ)にはどうしても会(あ)えない理由(りゆう)があって――。
などなど、、、ノンフィクションの感動するおはなしや、偉人(いじん)の伝記(でんき)などもおすすめです。