【9月 児童書・絵本】貸出ランキング&おすすめ本(*´ω`*) 最終更新日:2025年9月2日 【9月 児童書・絵本】貸出ランキング&おすすめ本(*´ω`*) 先月よく借りられた本のご紹介 『どうぞのいす』 著:健部 伸明うさぎさんが作っているのは、小さな椅子。しっぽもつけて完成です。「さて、どこに置こうかな・・・」うさぎさんは、野原の木の下に、「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に置いていきます。うさぎさんのひらめいた「いい考え」とは、どんなことだったのでしょうね。やがて、動物たちが通り過ぎるたびに、色々な出来事が起こるのです。『やさしいライオン』 著:やなせ たかしみなしごライオンのブルブルと、お母さんがわりの犬のムクムク。優しい子守歌を聞き、ブルブルはどんどん大きくなります。そしてついにお別れの時がやってきますが…。絵本作家活動の原点ともいえる、読み継がれる代表作です。ーーーよろこびとかなしみ、絶望とそのとなりにある希望をやさしく描いた名作の数々。子どもたちへ、そしてかつて子どもだったすべての人びとへ贈る、絵本です。『いのちの楽園 熊本サンクチュアリより』 著:佐和 みずえ熊本県の中央部、のどかな海に向かってのびる宇土半島の深い山あいに、このお話の舞台はあります。熊本サンクチュアリって、なにをするところ? 遊園地?イベントホール?博物館?動物園?いいえ、そのどれでもありません。熊本サンクチュアリは、チンパンジーの保護施設。実験動物の役目を終えたチンパンジーたちがたくさん暮らしているのです。これは、彼らと、その幸せを願う人びとの物語です。『どんまい!こめごろう』 著:よしなが こうたくお米の妖精こめごろう。仲間といっしょにりっぱなお米を育てるはずが自分の稲穂だけ枯れていて…。田んぼを飛び出したこめごろうに数々の試練が待ち受ける!『そして砂漠は消える』 著:マリー・パヴレンコ12歳の少女サマァが生きているのは、いずれわたしたちもそうなるのかもしれない世界。地球の表面からほとんどの生命が消えて、砂漠に飲みこまれた世界だ。人々はそこで遊牧の民となり、残った木々を狩り、生きるためにそれらを材木にして売っている。サマァも木々を狩るハンターになりたいが、それは部族の掟で男の仕事。諦めきれないサマァは密かに準備し、ある日、狩に出たハンターたちのあとを内緒でついていく。しかし、砂漠にはさまざまな顔がある。道に迷ったサマァは獣と遭遇、さらに強烈な砂嵐に巻き込まれ深い穴に落ちてしまう。そこでの衝撃的な出会いがサマァの人生観を変えていく。穴の底で食料が尽き、日に日に弱っていくサマァ。それでもサマァがつかんだ真実が、部族全体の運命を永遠に変えることになる。サマァの1人称によるサバイバルファンタジー。詩的な雰囲気とともに強く切ない意志が伝わってくる命と希望の物語。 スタッフからこんげつおすすめの本『しっぽを出したお月さま』 著:西本 鶏介昔、ある村の峠に、いたずら好きなタヌキがいました。度をこしたいたずらに村人も旅人も、その峠をさけるようになりました。本当は、気のやさしいタヌキです。タヌキは考えました…。さみしくなったタヌキが次にしたイタズラとは・・・。『おいもをどうぞ!』 著:柴野 民三くまさんの畑で、おいもがどっさりとれました。くまさんは、おいもの山をみて考えました。「ひとりでたべてはもったいない。おとなりさんにもわけてあげよう」心優しい気持ちになれる絵本。『つなひき』 著:ジョン・バーニンガムいつも、かばとぞうにいじめられて、すっかりうんざりしていたのうさぎ。ある時、考えたのうさぎは、かばとぞうにつなひき勝負をもちかけますが……。アフリカに古くから伝わる民話をもとにした作品。『かぐやひめ』 著:円地 文子ある日おじいさんは、光り輝く竹の中に座っている小さなかぐや姫を見つけ、連れて帰ります。美しく成長するかぐや姫。多くの男性がかぐや姫に求婚します。しかし、かぐや姫は男性たちに無理なお願いをして結婚を断ります。やがて、かぐや姫は自分が月から来たことを、おじいさんとおばあさんに打ち明けるのです。おじいさんたちが必死で引き留めますが・・・。『しょうぼうのずかん』 著:加藤 孝一はじめての図鑑にもぴったり!大人気、消防、救急のお仕事を、図鑑形式でコンパクトにまとめたえほんずかん。ポップなイラストだから、写真だとわかりにくいところもよくわかる。ポンプ隊や救急隊の制服や持ち物、はしご車、救急車などの乗り物から、火災現場の活動、災害現場のレスキュー隊まで、いろいろな場面の消防を知ることができます。