浜B地区公民館の前には「恵比寿さん」が祀られています。恵比寿さんは、漁業の神であると同時に商売繁盛の神でもあります。江戸時代に浜町で恵比寿講が開かれていた記録があります。
浜町橋上流右岸側に正福寺があります。このたもとに大きなケヤキ(焼失)があり、その根本から湧水が湧いていました。そこは、神様に捧げる清浄な水というので「塩井手」と呼ばれていました。新町の妙見さんが柳本大明神の「東の御手洗」でここが「西の御手洗」です。浜町橋は、天保4年(1833)名工岩永三五郎によって架けられた橋です。拡幅工事がなされていますが、架橋から183年経た今日も現役の橋として機能していることに驚かされます。