移住者インタビュー 渡部 修 さん


東京から蘇陽地域に移住された渡部さんにインタビューしてきました。


 

渡部 修(わたなべ おさむ) さん  32歳   移住歴:約3

 

トップ

山都町蘇陽地域に東京から移住された渡部さん。現在地域活動やご自身の仕事を精力的にこなされている。

 

移住についてや住んでいる住居、現在の生活について伺った。

インタビュー

 

現在のライフスタイルを教えて下さい。

 フリーでホームページを作ったり、地域のイベントのチラシやポスターを作るなどデザインの仕事をしています。また、食用ほおずきや、かぶなどを有機栽培で作って販売しています。

 

渡部さん作品

※渡部さんが移住してから手がけられたデザインの数々。地域のイベントのチラシ、マップ、ホームページなど。

 

 

 

・山都町へ移住した理由は?

 東日本大震災の時に、放射能汚染の問題を身近に感じたこと、コンビニやお店から食料がなくなって、食料を自分で作る事に興味を持ち始めたことがきっかけです。姉夫婦が山都町で有機農業を始めたこともあって、自分も有機農業が盛んな山都町で農業をしてみたいと思いました。知人から紹介された山都町内の有機農家さんのところでの研修を経て、現在の地へ移住しました。

 

・お住まいの物件に住むまでの経緯を教えて下さい。

 最初はよい物件がなかなか見つからず、知人から情報収集したり、自分でチラシを作って配ったりもしました。最終的に山都町役場の空き家相談員さんから現在住んでいる空き家を紹介してもらい、契約しました。

 

 

・空き家に住んでからこれまでの失敗談や苦労話はありますか?

 家の裏手に水が沸いているので、ぬかるみ、湿気対策をするのが大変です。

床下が腐っているところもあったので、床を上げて砕石を入れたりして、修繕しながら住んでいます。

 

 

・空き家に住んでよかったと思うことはありますか?

 自分でリフォームできることです。物件によると思いますが、現在住んでいる住居では大家さんから「どしこしたっちゃよか」と言っていただいているので、よりよく住めるように自分たちで工夫しています。モノ作りが好きなのでリフォームするのはとても楽しいです。腐食していた床を好きな色の素材で貼り替えたり、気に入った色で壁を塗ったり、洗面台を作ったりしました。
洗面

渡部さん手作りの洗面台。既存の洗面台を上手に改良している。床も自分で貼ったそう。

壁

※左:渡部さん手作りの薪ストーブ。ストーブ上で料理を作るととても美味しいとのこと。 中:窓のない部屋を明るくするために白いペンキを塗って好きなイラストを描いた。 右:渡部さんの道具たち。チェンソー、電動ノコギリ、インパクトドライバーなどDIY工具が一通揃っている。

 

 

・スバリ!山都町の魅力は?

 とにかく自然が豊かなこと。山では多様な植物が見られ、生態系の豊かさを感じます。それを活かした有機農業が盛んなところも魅力のひとつだと感じています。

カブ

ねぎ

なすー

ほおずきー

渡部さんが栽培されている作物の様子です。有機栽培に取り組んでいるそうです。

特にオススメはほおずきです。

 

 

 

 

・近所との付き合い交流はありますか?

 消防団、集落の草刈等の行事に参加しています。また近所の方の作れなくなった農地を借りて農作物を作っていますので、そこから自然と交流が生まれました。地域から求められることで自分のできることは精一杯やるようにしています。

 

・これからの夢は?

 デザインの仕事を増やして農村でも農業をしながらデザインで食べていけることを証明したい。そして移住を検討している人、移住して起業する人の先駆けになり、ノウハウを提供できるようになれたらと思っています。今後の移住者の手助けとなれたらいいですね。

 

 

 

山都町への移住者の手助けとなりたいと語られた渡部さん。山都町へ移住されて自分の仕事の分野を広げておられます。今後の活躍がとても楽しみです。山都町に住んでいるからこそできるデザインをしていってほしいですね。

 

渡部さんに紙面デザイン、ウェブデザイン、インテリアデザイン等を発注されたい方は下記までお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

渡部 修 WATANABE OSAMU

 

E-mail:owowowsam.@gmail.com

http://www.o-sam.com

コメント(0件)

 

■コメントを書く
タイトル
本文
お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
削除パスワード
コメントを削除する際に必要になります。
認証キー 下の画像に表示されている数字を半角でご記入下さい。
(画像は毎回変わります)