赤禿滝右岸を下ると水神の外、清正大神、石祠のなかには神像が祭られている。左岸には江戸時代から近代まで設置されていた水車への水の取り入れ口が設けられている。

さらには、日向往還添いにには一等水準点が設置されている。


 水準点は,東京湾の平均海面からの高さを表し,一級水準点は測量時の旧国道などに約2キロごとに設けられている。ここの標高は,449.0903m。次の一等水準点は,畑の消防署前,次が日暮﨑の三叉路,次が川内の郵便局近くで,その次は大矢川を渡り貫原,次が栃原という風に現在の国道ではなく明治時代の旧国道に設置されている。


 西南の役の際に官金保管を守り通すことによって、熊本協同隊士、敵愾隊士によって拷問を受けた渡辺現・量蔵、和田弥一・平蔵らが惨殺されたのはこの赤禿の北川の井手塘だったと伝えられている。

石祠一等水準点2神像清正大神水神水車取水口

2017年07月20日更新