この石橋は、熊本・阿蘇方面から来た人が五ヶ瀬川対岸に渡る三河橋に行く通路に架けられた橋です。もともとは土橋でしたが、三河橋が建造された天保6年(1835)頃に町の有力者が資金提供を申し出て、石造アーチ橋になりました。種山村(現在の八代市)の石工岩永三五郎の作です。ちみに、岩永三五郎は、天保3年に野尻の聖橋、翌・天保4年に下馬尾の浜町橋を架けています。

                                                       

 蘇陽病院から下番地区に下り、町道を横断した所にこんなものがありました。荒神さんらしいです。日向往還沿いですから、恐らく昔から祀られているのではないかと思います。

下番橋荒神
2020年05月07日更新