移住者インタビュー23 楠原愛理さん
福岡県福岡市出身、22歳、昨年から地域おこし協力隊として清和文楽館で活動されています。
現在のライフスタイル、活動内容は?
基本的には清和文楽館の通常業務をしていますが、たまにとなりの物産館のお手伝いもしています。
最近は人形浄瑠璃の新作の公演にむけてのお稽古に励む毎日です。
山都町へ移住した理由は?
大学時代の熊本出身の友達から熊本の文化や優しさなどを話を通じて知り、住んでみたいと思っていました。
また、伝統芸能にも興味があったので、清和文楽での活動は自分にぴったりだと思って移住を決めました。
福岡から一人で新しい地に飛び出すことで前の自分を脱却したい!変わりたい!という強い思いもありました。
山都町に住んでみての感想は?
はじめての一人暮らしだったので、最初は新しい生活でいっぱいいっぱいだったけれど、地域の人が玄関に野菜を置いてくれたり、バトミントンやビーチバレーのお誘いのおかげで今では地域に溶け込むことができ、大自然の中で温かい人たちと共に生活できていることの幸せをすごく感じています。
山都町でお気に入りの場所は?
まだあまり出かけることができていませんが、清和文楽館には自分を受け入れてもらっているという安心感がとてもあります。
〈清和文楽館の正面で待ち構えている顔出しパネルとニッコリ笑顔!〉
今後していきたいことは?
清和文楽をより多くの人に知っていただきたい、広めていきたいと思っています。
あと、烏骨鶏を飼おうと思っています。鶏との生活を通じて、育てて卵と命をいただくという命の責任を感じたいです。
空き家に住んでみた感想は?
私が今住んでいる家は水回りなどの改修をされた後だったため、綺麗で不便なく暮らすことができています。
よくムカデがでるので、対策をしながら共存しています。
地域や近所の人との関わりは?
近所の方々とは、年に数回ある草刈りに参加したり、清和の体育館や朝日小学校でバレーやバトミントンを初心者ながら練習をして交流をしています。
これから移住を考えている人に一言。
山都町は私にとって山の都です!(どや~!)
〈劇場の客席はこんな感じです!(舞台からの景色)〉
清和文楽館の今後の公演案内
【薪文楽】
日時:令和4年10月8日(土曜日)
開演:17:00 ※要予約
場所:大川阿蘇神社(雨天時は清和文楽館)
演目:寿式三番叟・傾城阿波の鳴門・日高川入相花王・清和文楽所作踊り(清和中学校)
料金:4,000円(お芝居弁当付き)※十人重箱ではなく個々の弁当になります
※新型コロナウイルス対策として、升席ではなく長椅子になります。
※新型コロナウイルス感染症の状況により変更となる場合がありますのでお問合せ・予約の程よろしくお願いいたします。
楠原さんコメント:二年ぶりの開催のため、私は初めて参加します!とても楽しみです。
【『ONE PIECE』×人形浄瑠璃 清和文楽「超馴鹿船出冬桜(ちょっぱあふなでのふゆざくら)」】
日時:令和4年11月5日・6日 各日とも14:00
料金:S席3,000円 A席2,000円(25歳以下・障がい者:半額)※障碍者割引は熊本県立劇場購入のみ
販売所:熊本県立劇場(窓口・ネット)・清和文楽館(窓口)・チケットぴあ・ローソンチケット
楠原さんコメント:この公演で初めて舞台に立たせていただきます!頑張ります!