移住者インタビュー20 本田渉、可奈子さん
本田渉さん、可奈子さん 東京都から移住 ご夫婦とお子さん2人の4人暮らし
○現在のライフスタイル、活動内容を教えて下さい。
渉さん:山都町の農業研修を受けて修了後、就農1年目です。男成でトマト、野尻でネギを作付けしています。7月からトマト出荷予定です。
可奈子さん:子育て、家事など家の事をメインにしていいます。前職でしていた鍼灸を地元の方からお声がかかった人に対して治療を行っていいます。その他の時間は農業をしています。
○山都町へ移住した理由は?
祖父の家が大分にあり、前から九州に来たいと思っていました。可奈子さんが有機農業に興味があって有楽町のふるさと回帰センターに山都町を紹介してもらい、兼瀬さんの紹介で地域の人を紹介してもらいました。いろんな人がいて魅力を感じ、移住を決意しました。有機農業がしやすい地域で有機農業を軸に生活をしたいと思ったからです。
○山都町に住んでみての感想を教えて下さい。
渉さん:山都町はそこまで田舎ではないと思っています。都市部ではないけど、そこまで田舎ではない。市内まで高速あるので、そこまで遠くはない。不便なことは感じないですね。
可奈子さん:近所のみなさんが子育てする上で優しくしてくれます。子どもと遊んでくれることがいいですね。自然の中で育てることができるし、地域の人が楽しそうですね。子どもたちが元気でおおらかに育ってくれていると思います。
○生活の中で一番お気に入りのところはどこですか?
渉さん:子どもを散歩に連れて行くときに通る農道や小道とかですね。 農業については、作物をコントロールするのが難しいと実感する中で、難しいからやりがいがあると思っています。あと、地域でする外輪山の野焼きを気に入っています。
可奈子さん:今まで見たことなかった虫や生き物を渉さんが子どもに生き物の名前などを教えている姿を見ると幸せを感じます。東京では高いお金を払わなくてはできない子どもの農業体験や自然体験が山都町の保育園や生活の中ではふつうにできる環境があると思います。
○お住まいの地域とのお付き合いや関わりについて教えてください。
渉さん:今年から組長をしています。神社の祭りの座元をさせてもらったり、いろんな地域活動に参加しています。協力できるところは協力していきたいと思っています。
可奈子さん:地域の人が子どもを見たら声をかけてくれます。地域活動は楽しいから好きです。子どもが小さいのでできる範囲でやっていきたいと思います。
〇これからやりたい事は?
渉さん:狩猟免許を取りたいです。農閑期の冬に狩猟をしたいですね。あと、楽しく地域をアピールするようなことをしたいと思っています。
可奈子さん:しばらくは家族のサポートをしたいと思っています。子どもの手が離れたら鍼灸の仕事を広げてきたいです。