※自然おむすび農園のリーフレット 原田さん夫婦の想いがたくさん詰まっている
福岡から熊本御船町へ移住し、その後山都町の有機農家で研修することになったことが山都町へ移住するきっかけとなりました。研修を受けるまでは農的な暮らしができればと思っていましたが、研修を受けてから本業として有機農業を目指すようになった。
最初は地域内の別の家を紹介されたが、農地を案内してもらった時に近くにあった古民家を気に入りリフォームして移り住みました。最初は「ここはそうとう手を入れないと住めない」と言われましたが、地域の大工さんの協力でリノベーションすることができました。改修中も興味があるのか地域の方が多く見に来られていました。
開けてみると予想以上にいろいろ傷んでところがあってリフォームして住むのにお金がかかったが、梁が太く作りがしっかりしている所や、夏涼しいことや、木の温かみのあるところなど気に入っています。
※下矢部西部地区の世代間交流事業でもちつきをされる原田さん。地域の行事、イベントにも参加され、地域の方の信頼も厚い。
これからの夢は?
農繁期に頑張って稼いで、農閑期に海側でサーフィンしながら暮らせるようにできたらと思っています。現在の家を拠点に有機野菜と合せて健康に必要な商品を販売する商店を開きたいですね。フットパスなどをしにくる人を対象に山ブランドの服を販売できるようなお店にできたら。
その他にもいろいろやりたいことがあると語ってくれた原田さん夫婦。地域で農業をしていることもあり、自分たちの生活と地域のやりたい事がリンクしていて、とても楽しそうに活動されています。記者も原田さん家族と同じ自治振興区に住んでいますが、地域の祭や行事に率先して参加されている。義務的ではなく、楽しんで参加されている様子は傍から見ていても気持ちがいいです。公民館長や競技会の副会長など重責である役を精力的にこなされる姿から地域の方の信頼もとても厚いです。これからの活動も地域を引っ張っていく若手のリーダーの一人として期待されています。