熊本地震による通潤橋への影響について、ご心配のお声を寄せていただき、誠に感謝申し上げます。
これに伴い、平成28年4月17日現在の状況について皆様にお知らせいたします。
4月16日に行いました目視による現地確認の結果、通潤橋本体を構成する石材の滑落および欠損は認められていません。外観は健在であり、建設当時の構築技術の高さを証明するものです。
一方で、今回の地震により、農業用水を送水する石管の接合部より漏水が確認されており、詳細な状況の把握には専門的な調査が必要となります。
また、雨水の浸透を最低限に留めるためにブルーシートを橋上に被せ、併せて安全上の観点から橋上および周辺区域の通行止めを行っておりますので、皆様のご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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写真1 H28.4.16現在の通潤橋 ブルーシートを被覆させた状況 | 写真2 H28.4.17現在の通潤橋 | 写真3 H28.4.17現在における 周辺の通行止めの様子 |