山都町金内区ホームページ

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山都町指定文化財(S49,1,4指定)金内橋は、嘉永3年3月(1850年)に完成しました(166歳です)。大きいアーチは御船川の本流をまたぎ、小さいアーチは金内橋のすぐ上流から引いた福良井手をまたいでいます。石工は、種山石工の宇市、文八です。通潤橋より4年も前のことです。
 時がどんなに駆け足で進んでも動かない世界がそこにあり、大地にドッシリと腰をおろしジーッと見つめている。
多くの人がこの橋の上をどのような思いで通ったのか?お嫁に来た人もお嫁に行った人も、戦いに行き帰ることのできなかった人も、傷つき古里に帰ってきた人も、この橋は
やさしく、ある時は励ましそして暖かく迎えてくれます。
今日もこの橋は何事も無かったように、雄大な姿を川面に写している。
 166年もの歴史、人々の悲しみ喜びをしっかり見つめて来た橋です。


 金内区は、文化財金内橋をシンボルとし74戸200名の集落でなりたっており、区長、副区長、会計、公民館長、会計、各組長、女性部で組織され、がんばれ熊本、頑張る山都町、負けるな金内を合い言葉に活動しています。



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