図1


 阿蘇惟豊により先代「惟憲」と先々代「惟忠」の冥福を祈念した追善供養による造立であろうことが推測されるものである。兄との争いに勝利した惟豊にとって、先祖の供養をおこなうことは、一族の結束を図る上でも好都合であったであろう。

2018年01月31日更新