馬見原橋の左岸側には夫婦岩があり、注連縄が張ってあります。町の入口に門構えのように立っており、南側の岩の上に、古い時代から秋葉山大権現が祀られています。昔は、ここが山伏の修行の座で、祠を立てて火災を鎮めることと、家内安全・五穀豊穣を祈ったと伝えられています。

 夫婦岩には、現在も9mの大注連縄が架けられていますが、昭和12年(1937)にコンクリート橋が架けられたときは,全国で唯一の注連縄のかかる国道として有名でした。町の北側を通るバイパスが国道になつたので現在は町道ですが、大きな車道の上に注連縄が架かっているのは極めて珍しいことです。

秋葉山大権現のお姿は烏天狗みたいお姿だったと思うのですが、ここの秋葉山大権現はお顔が柔和で涎掛けまでお召しになられまるでお地蔵様みたいです。
夫婦岩秋葉山大権現
2020年05月02日更新