図1  山号医王山福王寺は、天台宗の寺院で近江国比叡山延暦寺或いは正覚院の末寺として天長年間(824~833)俊養法印により開基されたと伝わる。本尊は薬師如来で脇侍の日光、月光菩薩、十二神将をはじめ阿弥陀如来寺の多くの仏像や神像、阿蘇家の位牌があり衣冠束帯で彩色の惟豊、惟種の座像がある。阿蘇大宮司代々裏方の菩提所,一説には大宮司菩提所とも云われている。阿蘇大宮司惟郷,惟忠,惟長,惟前,惟豊,惟将,惟種の位牌が安置されている。
2018年01月26日更新